love your live 神戸昼公演

インパクト絶大な緑の森のセットのそでから真っ白な愛生ちゃんが、腕をまっすぐ伸ばしてトコトコと。
ベンチに腰掛け、ゆっくりと本のページを開きます。
アルバムの限定盤を持ってる人は入りやすかったんじゃないかな、世界観に。
Hallo Alloを挨拶代わりに「日頃の疲れを癒して、ゆったりゆっくりしていってね。」と。

最近は日常にストレスしか感じない俺にピッタリなコンセプトですね。w

一曲終わる毎に、次の歌に合わせたショートストーリーみたいなのがあり、それがアルバム収録順にすすんでいくなんとも分かりやすい流れ。
アルバムを出すとこの通りの順番でやりたいと言う人は居ても、実際にここまでまんまにしたライブは俺の中では愛生ちゃんが初めてで、アルバム買った身としてちょっとニヤニヤ出来ました( ̄ー ̄)

この流れが場面転換も兼ねているため、愛生ちゃんはステージに出ずっぱりでアンコールまで衣装チェンジなし。
ステージ上が慌ただしくないので落ち着いて見ていられるし、愛生ちゃんが居るので退屈もしなかったなぁ。
周りを見渡すと、緑の光はほぼ閃ブレ(笑)
物販のも使いましたがボタンがかなり押しにくく、ネジ留めが甘いのかグラグラで、俺も閃ブレ一本に落ち着きました。
明るさはキラキラして良いんですけどねー。
love your lifeで締めてアンコール。
この曲はアンコールかなと思ってただけに、次何歌うんだろと思ったわw
明るい伴奏が始まり、ソラソラあおぞら。
まばらに半数くらいが立ち上がって、盛り上がりだしたんだけど、なにこれ?
この曲だけは立つルールにしてはまばら過ぎるし、愛生ちゃんから立ってジェスチャーも無いので立たなかった。
基本の【詩集パート】が終わり、ツアーならではのお楽しみコーナーに。
まずはお絵描き!
森の妖精がホワイトボードを押して来ます。
ここは私のやりたいことがすぐ出来るようになってるんです!だそうだ。
何も決めてない感がリアルで良いよね。
客席から次々とリクエストの声がかかり、寿が採用されてた(笑)
この時間はゆるーく進んでいくからね〜と度々本人から。
最終日だけど不安もあるのかな。
よだれむしを満足げに仕上げた後は、ギターのエレコ。
エレコに向けられた歓声が異様に熱いんだけどw

歌の教科書にのってて誰でも知ってる曲をで、ビートルズHey Judeを。
演奏途中で「ふぅい〜」って脱力するとこがかなりのかわいさ。
ビートルズって萌えだったんだな。
弾き語りも様になってて、日頃からギターに触れてるんだというのが伝わってきます。
後のハーモニカは蛇足だったかな。

ここからちょっと長めのMCで、ツアーを振り返ったり、惜しむようにセットを見たり。
アルバムや個人の曲を作るにあたり、たくさんのアーティストさんにご協力頂いてーな話の流れでカバーソングに。
マニアックなアルバム曲やカップリングは選ばずに俺でも知ってるやつを歌ってくれたのが嬉しかった。

ステージの最後は春風のサビだけを何回も合唱。
この方法だとスクリーンに歌詞映さなくても最後には大合唱につながるいいやり方だったんじゃないかと。
そして、あの挨拶。
盛り上がりたい、騒ぎたい人も沢山いたと思います。そんな中で、皆様それぞれがlove your liveを考えて、してくれたことがなにより嬉しいと。

これはファンに対する最高の賛辞じゃないかと。